近頃、「く」の字ばかり書いている。
「最初はお金持ちになりたいとか、いい車に乗りたいとかというゴールを描いている。しかしそのためにどうするかというプロセスを学びながら、何かちょっと違うなーという違和感を感じてくる。するとそもそも自分は何者だったのか?何をやってきたのか?というパーソナルに立ち戻る。」
そして、そのパーソナルから改めてゴールを描いていくと、今までとはちょっと違った「ぶれない」「確信できる」ゴールが出てくる。
4回参加した「つきつめPG」で得た最も大きなことは、このくの字図解に表現されていると思う。
以前、こんな経験が私にはあった。
ネットがあれば、行きたい場所で仕事ができると思ってニュージーランドに移住した。移住生活は確かに楽しかった。しかしどこかで「これは続かない」と思っていた。4年たっても自分の墓は何故か日本の田舎にあるような映像ばかりが出てきた。そして大切な家族というものに行き当たることができた。今は、親と妻と愛犬と、生まれた近くの土地で心穏やかに過ごすことができている。
「くの字」で考え続けることは、自分軸を固めていくためにとても有効。そして自分で見えない部分を安心して相手にひねり出してもらえる場でやるのはもっと素晴らしい。
つきつめPGは、その場を提供してくれる。
4回めにして考えたことは「つきつめの後」である。「つきつめた自分軸は、どこに立っているのか?」
合氣道の先生が仰った。「足に力を込めて地球に張り付いても安定しない。すぐに倒されてしまう。何故なら地球自体が動いているから。」
どうやら、力を抜いて地球の重心を感じていると、最も倒れないらしい。
地球の重心って何だろう。たぶん、人間の考えでどうこうできるものではない「あるがまま」の自然の法則だと想像する。
流れ流れる「あるがまま」の自然に抵抗なく乗る、柔軟な自分軸を持っておくようにしたい。
やすひさ てっぺいさん、 岡空 俊輔さん、 小川 景久さんはじめ、その場にいた皆さんに深く感謝します。ありがとうございました!
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