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ボコボコにされた経験

肉体的にボコボコにされたって思い出は、24歳の時やなあ。

フィットネスクラブのインストラクターとして社会人を始めたが、半年もして会社に慣れるともっと面白くしたいと思って、学生時代に体験したボクシングのアレンジエクササイズ「ボクササイズ」導入をチーフに提案。体験時の元プロボクサーの先生を呼んでイベントを組むと、なかなかの人気で自分自身も毎回参加していた。

そのうち勤務外でも先生がいる京都のクラブに行って練習を積むようになり、インストラクター試験を受けることに。

条件は「2分3ラウンドのうち、俺に一発パンチを当てたら合格。」

それは面白い、やってみようやないか。どついたるねん。

ゴング(タイマー)が鳴る。何しろ相手は元プロ。全く当たるわけもない。ふっとかわされたり、いくらどついても固くガードされたり、カウンターでポーンとパンチ当てられたり。その軽いパンチでも結構脳が揺れる。

とにかく体力の続く限りパンチを出してみるが状況は変わらない。こちらはゼーゼー言って2ラウンドが終わる。先生は涼しい顔。

3ラウンド、これで当たらなければ不合格。とにかくがむしゃらに打つ。打てば打つほどダメなパンチになる。先生のカウンターが何度か当たる。ついにポーンと当たったパンチでダウン。もう1回ダウン。

朦朧として、ふーっと力が抜けた状態で立って、次の瞬間。

「おおーっと!」

と先生が叫ぶ。右の大振りの軽い素人パンチが先生の顔面を捉えてしまった。あの時の先生の驚きの顔と、片足ケンケンしてのけぞる瞬間は今もはっきり思い出せる。

「ハイ終了! おめでとう。」

おめでとうも何も、次の瞬間はまたダウン。しばらく立ち上がれない。周囲の友人にタオルや水をもらったりして、長い間座っていたように思う。

何で、最後のパンチだけ当たったんやろう?

素人のラッキーパンチであることは間違いない。ラッキーパンチって何? 多分、プロが予測しづらいアマのパンチやろな。予測しづらいってのは、多分フラフラで酔拳みたいな変な動きになってたからかも知れんし、ガムシャラでセオリーにないことやってたからかも知れん。

でも多分、明らかに違ってたのは「力が抜けてた」ことやろな。

急にふーっと力が抜けたんで、今までのガチガチの遅いパンチから変に調子の違った早いパンチが出たんかも知れんな。

まあ、それよりもみんなの前で肉体的にボコボコにされたってのは1回っきり、貴重な経験やな。あの経験を風邪気味の今日もう一回思い出したってことは、何か肉体的にチャレンジする時やでって言われてるのかも知れんな。

「このままやったら体力はあと1〜2年やな。」と今日真剣に思うたもんな。

あの後は友人が飲みに連れて行ってくれたんやけど、脳震盪起こしてるのに若気の至りでビール飲んだりして、1週間くらい頭痛かったわ。ホンマ大丈夫で良かったわ。アブナイアブナイ。

あの頃と違うのは、いきなりアクセル踏み込むと壊れるのは分かってる。しかし、壊れるか壊れんかで加速する知恵は付いているかもな。

(写真は25歳の時、アメリカのデンバーで研修滞在中にホストファミリーのお母さんキャシーにレッスンしている場面)


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