失敗って何?

失敗って何やろう? これまでずっと心に残っている失敗って、大学の時の卒論大失敗のことやろうな。

ユング心理学で童話の勉強をしていたので、グリム童話の原話(ハッピーエンドではない、ちょっと残酷な終わり方)を母校の小学生に読んでもらって感想を集めようとしたら「こんな残酷なものを小学生に読ませて!」って親たちから大クレームが来てしまった。

うわー、これで卒業でけへんわって思った。体重も数キロ落ちた。バーベル部で200kg挙げてたデッドリフトも、180kgが挙がらなくなった。

つい最近まで頻繁に大学の単位が足りずに卒業でけへん夢見てたから、相当心に傷を負ったんやと思う。

その後どうなったかっていうと、結局違うテーマで文献を調べまくって卒論は無事に書いて卒業した。体調も2ヶ月ほどで元に戻ってきた。

そもそも今考えたら、大学1回くらい卒業でけへんことも別に大したことではない。それも起こらなかったから大したことは結果的に自分には起こってない。そしたら何でこんなに長年傷が残ったのか?

たぶん、大事な人たちに傷をつけたからやな。

親にいらん心配をかけた。母校の先生たちにも大変なクレーム対応させた。子どもたちにも嫌な思いをさせたかもしれない。実家の地域の人たちにも迷惑をかけた。

そうやな。これまで大抵痛い失敗っていうのは、相手に関わることやな。自分のことやない。

痛い失敗を避けすぎて縮こまるつもりは毛頭ないけど、少なくとも自分だけが損したり痛い目にあう出来事ってのは、失敗のうちに入らんな。経験って言葉にしとこか。

もうちょっと知らんところに行って、コケたり擦りむいたり骨折ったりして来よか。怪我したら赤チンでも塗っとけ、勝手に治るってオカンも言うてたわ。


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