たくらみ, , ,

水平のボーダーレスから、垂直のボーダーレスへ

国境って本当に意識しなくなってきた。

スマホを持って現地simの購入に行列を作る世界の人たち。同じようなスマホで、みんな同じ現地情報を見ている。地下鉄でスマホを触り、イヤホンを差し込み、改札をスマホの電子マネーで通り、観光地ではスマホで自撮りして、知り合ったら国境を越えてSNSで繋がり合う。

昨日も書いたけど、3回目の香港は海外に行った気がしなかった。毎年いろんな国に行ってはいるけど、今回ほどボーダーレスの「結末」を実感したことはなかった。「海外」という言葉の概念も崩れかけているくらいの印象だ。

世界共通のプラットフォームができている。良く言えば、お互いを知りやすくなった。悪く捉えると、世界的に均質化している。

水平の境界が意識されなくなってきた今の状況は、そんなふうに感じる。

では次の大変化は? 変に均質化しすぎず、本当の意味で多様性を認め合うのは、どういう変化が起こる時だろうか?

私は、垂直方向の境界を融和させていく動きがこれから活発になると感じている。

旅仲間との会話は、親世代と子ども世代の話が本当に多かった。親はこうなってね!子どもはこんなことしててね! 悲喜こもごも、いろんな感情が動く話がある。

子どものいない私も、今一番面白いのは子どもくらいに歳の離れた若者や、親くらいの歳の人生の先輩との会話。

耳が聴こえない障害を持ちながら、ダンスで自らを大いに表現する大学生。
やりたい方向が定まらず、悩みに悩む受験生。
親と一緒に商いの研修に参加し、親以上に目を輝かせて楽しむ中高生。

毎週のように世界を旅する年配の方々。
毎日町のゴミを自主的に拾ってくれるおじいさん。
町内会活動を積極的にお手伝いしてくれて、いつもお土産をくれるおばあさん。

そんな人たちとの話が本当に増えた。それに連れて、自分の対話スタイルも徐々に変化している。

Facebook、LINE、Instagram、Snapchat、Twitterなどなど、ネット上のSNSではかなり世代の居場所が違っている。それぞれを並べようとしても、世界地図で見るような水平の世界を形成しているイメージにはならない。地層の堆積の模様のように、垂直方向にレイヤー的に別の国を作っている感がある。

この垂直方向が、融和し始めると面白い。

それぞれの地層の良さはそのままにあって良い。派手な爆発はいけない、地層の良さを壊してしまう。地面に雨が降ってじわりとしみこんで養分を重力の方向に運ぶ。そこに住む微生物たちが土を作り、生命を育む良い土壌ができる。

そんな縦方向、垂直方向の変化が起こる環境づくりの仕掛け、たくらみ。これが次の10年、絶対面白いと確信している。

香港帰りの飛行機では、初めてのスタートレック。今上映中の最新版ではなく、最初の方からということで1979年の作品を観る。マシンがクリエーターを求めている? 今の時代にこそぴったりなテーマじゃないか(^o^)


[森本繁生が講師をする セミナー・イベント]

12/12-13 大分MG
12/16-17東京 TOC実務者コース
12/28-29 水都大阪忘年MG
1/4 第2回子ども商店プロジェクト! in 小倉
1/5-6 小倉新年家族MG

1/13-14大阪 自律的集団への登竜門 指示ゼロ経営的TOC実務者コース
1/23-24 ヤマガタWeb研究会 特別事業 TOC研修
1/20-21 チーム創りに効く水都大阪MG
2/20水都大阪TOC 1dayセミナー
3/10-11 第5回松本MG
3/24-25 いちのせきMG

たくらみ屋 主催共催イベント一覧はこちら

[森本繁生 プロフィール ご連絡 お仕事のご依頼はこちら]

標準