デザイン, , 創発, ,

「空白」は豊かな言葉

何もない事務所と、何もなかったインドの学校で考えたこと。

2017年4月3日、机はもちろんゴミ箱すらない新しい事務所。これから行動を共にする友人たちと自分達の未来を可視化していった。

BMR(Beings Management Resources)という、なりたい個人と集団の目標を融合させるプログラムを使う。数年後の未来の日付の新聞を全員で時間内に完成させる。そうして未来とビジョン、ワクワクと目標を全員で可視化する。

地べたに寝転がったり、ダンボールを机にしたり、壁に文字を書いたり。大人たちの普段見れない光景が、さらに創造力をかきたてる。

来週にはここにも机と椅子が入る。たまに全部使わずに円座でセミナーやるのもいいかと思ったが、やっぱり使おうと思っても使えない、何もない「空」は、特別な空間だった。

この場所で、2009年に行ったインドの学校のことを思い出していた。

訪れたブッダガヤの学校にも、机や椅子はなかった。当時の学校が一時圧力で閉鎖されて備品が全部撤去されてしまったからだった。

再開された学校で、生徒たちはコンクリートの床に座って授業を受けていた。

Exif_JPEG_PICTURE

何もなくても、いや、何もないから、学ぶ目は真剣そのものだった。学べること自体が貴重な時間だから。これまで望んでも受けられなかったから。

そして、貧しい子どもたちの笑顔は希望に満ちていた。

Exif_JPEG_PICTURE

日本は豊かだからできないってことはない。

実際に周囲で「学校ではできない勉強ができました!」「こんなに考えたのは何年ぶりです!」っていうことが起こってるもんな。

「学校ができない学びの場を創りたい」という思いが、ますます強くなっている。

その鍵の一つは、何もない「空白」を創ることかも知れない。

何もない空間。
何も置かれていない部屋。
何も書かれていない白紙。

何もやることが決まっていない時間。
何も話さない時間。
何もせずにじっとしている時間。

何か大きなものをなくした時。
何も経験が通じない場に来た時。

何もないことに、慣れていなかったかも知れない。
何もないことに、まず不安が来るかも知れない。

しかし何もないことを受け入れると、
人はそれまでの知識と経験を総動員して考える、やってみる。

そこに創造力が働く。

そして失敗すると心からがっかりする。何か少しでもうまく行った時に心から喜ぶ。

デザインは余白をいかに使うかだと言う。そこには創造力がある。未来を生み出す宇宙のような空間を創るっていうことだと思う。

未来の新聞は、もちろん!みんなが笑顔の未来が書けた。さらに私の誕生日祝いがたくらまれていた\(^o^)/

空白があるから、ここまでたくらめる。本当に感謝、ありがとう。

空白って、これから最も豊かな言葉になるかも知れないね。


[たくらみ屋 主催共催 セミナー・イベント]

9/5 「誰でもアイデアが必要な時に出せる」アイデア理論 1dayセミナー
9/14-15 第2回気仙沼MG 就活学生応援の無料参加枠4名あり
9/21 脱人材不足 自発的な人財を集める採用術セミナー
10/14-15大阪 TOC実務者コース
10/21-22 第2回宇都宮MG 学生応援のペア無料参加枠5名あり
10/25.26 ヤマガタWeb特別事業 MG
11/11-12熊本 TOC実務者コース(免許交付可能セミナー)
11/18-19 いちのせきMG 就活学生応援の無料参加枠5名あり
11/21-22 第4回松本MG 学生応援のペア無料参加枠5名あり
12/16-17東京 TOC実務者コース

たくらみ屋 主催共催イベント一覧はこちら

[森本繁生 プロフィール ご連絡 お仕事のご依頼はこちら]

標準