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ゆずの日記 お伊勢さんで犬の私が幸せな場所

お伊勢さんでゆずと

ご主人は天気がええと突然遊びに行く!って言うクセがあるから、いつもどこ行くのん? って聞くんやけど、寒うなってきたこの時期はもうどこ行くかわかってるで。

そうや、お伊勢さんに行くんやね。お伊勢さん大好きな奥さんの誕生日に合わせて、すいている時期にお参りに行くんや。

せやけど今年はご主人と奥さんの様子が違うねん。いつもは松阪牛やら伊勢うどんやら赤福やら、食べることばっかり言うてるのに、今年はみょーにバタバタしてるねん。

「服装が悪かったら追い返されるそうやで!」
「喪服が一番間違いないって書いてあるわ。」
「Yシャツあったか? サイズ合わんのと違うか? ネクタイは?」
「黒い革靴、全然履いてないから白うなってんで、磨いとかな!」

「着替える場所はどこにもないってみんなブログで書いてるで。」
「そんなん、一日中正装してたら歩くのしんどいわ!どっかないん?!」
「最初の受付はどこ行ったらええねん?」
「わからんけど、とにかく行って聞いてみよ。」

どうやら昨年行った時にご夫婦はお伊勢さんの修繕費用を寄付をしたみたいで、それで正式参拝(御垣内参拝)っていうのができるようになったんやて。初めてでどうしてええかわからんから、ちょちょもうとる(大阪弁で動転して混乱してしまってる)みたいやわ。

さて出発。1日目はおかげ横丁だけ寄って志摩の犬OK宿に泊まるんや。翌朝、快晴の下でさっそうと礼服を来て出発。私は正宮の中に入られへんから、衛士見張所(えしみはりしょ)っていう入口の所で預けられて待ってるねん。

緊張しながら行ったみたいやけど、まあ何とかうまいこと行ったみたいで、ご夫婦ともに笑顔で帰ってきたわ。

「最初から入り口の受付に行けばよかったんやね。」
「外宮では誰も待ってなくて2人だけでラッキーやったな。」
「みんなに見られているから、ちょっと緊張したな。」
「ちょっと涙出そうになったわ。」

ご夫婦がいい笑顔やから私も待っていた甲斐があったわ。

でもそんなにいいところやったら、私もちょっとでいいから見てみたいなあ。

交通機関の発達していない昔はなかなか人間が行けないから、代わりに「おかげ犬」を代参させるってことがあったみたいやね。私もその時代やったら入れたんかなぁ。

今は外国からもたくさん来る時代やからなぁ。人間でいっぱいやし犬は当然入られへん。神様も大変やな。

でも大丈夫。

わたしは正宮に入られんでも、今年はもっとええ場所を見つけてん😊

今回は少し離れた駐車場に停めて五十鈴川沿いをずっと歩いて来たんやね。

「綺麗な水で気持ちええなあ。人も少ないし。」

ほとんどの人はお店がいっぱいあるおかげ横丁の方を歩くのでそっちは大混雑。川沿いを歩いている人は少ないんで、すいてるのが好きな私たちは横丁に出ずに、ずっと川沿いを歩いていったんやね。

内宮の橋が見えるくらいのところに来たら、少し広い河原があって、深い緑の綺麗な水の中に、鯉さんがいっぱい泳いでてん。

「ゆず、見てみ。綺麗な鯉がいっぱい優雅に泳いどるなぁ。」
「赤いのも白いのもいっぱいおるわ。」
「ここは気持ちが落ち着くな。」
「誰もおれへんし、伊勢神宮の穴場やな。」

わたしはね、「あ、ここに神様がおる」って思ってん。

だってね、綺麗な自然の中で、ご夫婦が力が抜けて落ち着いた笑顔になってて、私と一緒に遊んでくれるから、私も笑顔になるねん。

犬のわたしも一緒に家族全員が幸せな顔になるところは、神様がおるに違いないねん。

神様も本殿でたくさんの人にありがとうって言われて、ちょっと休憩する時にこっちに遊びにいらっしゃってるのかもしれんね。

わたしもご夫婦と一緒に神様にありがとうって言える場所ができたから、来年もまた来ようね。

お伊勢さん、今年もありがとう。


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これからの消費は「金は天下の回りもの」

たくらみ銀行券

先日の「何故、器用は貧乏になるのか?」の記事で、金は天下の回りものと書きましたが、

ふと「天下」って何?って思っちゃったのです。

天の下って、どこからどこまでの範囲? 地球上全体のこと? それとも? っていうのが妙に引っかかったのです。

「天下」をネットで調べると、本当にたくさんのことが書いてあります。日本の場合、中国の場合、ベトナムの場合。。。歴史による推移。。。などなど。

この中で商売的なことで言うと、華僑の天下についての考え方がとても面白かったのです。

 

天下とは、顔の見えるコミュニティのこと

 

お金儲けが得意な華僑にとっての天下は、「大事な仲間」ということらしいです。
(一生お金に困らない「華僑」の思考法則:大城太著 日本実業出版社, 2013)

つまり華僑にとっての天下は、顔を知っていて、普段コミュニケーションをしている人。コミュニテイ。その中でお金をぐるぐる回すのだそうです。

大事な仲間であると、そこでお金を使っても「人の財布に貯めるお金」だと考えるということです。

そうでないお金は「死に金」。。。はっきりしていて、凄い考え方ですよね?

私が学んできた経営思想のTOCも「自然には矛盾がない」という考え方から、流れ、循環、和を尊びます。和の中で、お金が流れることを重視します。何か少しそれと一致してきました。

そういえば身近でそんなエピソードがあったことを思い出しました。

私がよくお世話になっていて無農薬のお米農家の中道農園さん。最近では無農薬無施肥の自然米も作ります。

写真は自然栽培米。農園さんはほとんど何もしていないのに、他のどの稲よりも茎が太くて元気でした。本当に信じられない。

私はお米はここから買っています。

昨年、園長の中道唯幸さんと座禅断食でご一緒した時に、彼は指導者の野口法蔵さんから講話をお願いされたました。ご本人はびっくりしていましたが、「自然そのもの」に常に対峙していらっしゃる中道さんのお話を私も聞きたいと思いました。

「お米はどこから買えばいいですか?」という質問が出ました。

こんな時普通は、無農薬の自信のお米をネット販売していますから、是非うちでお買い求め下さいと言いたくなるでしょう。私も品質を知っていますから、それを言っても十分納得できると思っていました。

しかし中道さんの答えは違いました。

「知っている人から買うのが一番だと思います。」

 

これってまさに、「お金は天下で回した方がいいですよ」ってことではないですか?

自然なお米を、顔の見えるコミュニティの人から購入する。お金はまた自然な流れで「天下」を回って、また自然な米を作る。

何て素晴らしい循環なんでしょう。

情報量が多くなってきたっていう現代は、情報が多すぎて混乱することももちろんありますが、そんな自然な循環に改めて気づくチャンスも多くなっているはず。

これからの消費は「天下の回りもの」的消費が増えるようになってくると感じています。


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何故、器用は貧乏になるのか?

エッチングする私

私の友人に、何でも出来てしまうとっても器用な人が居ます。

家の棚をつけるとか、蛇口を交換するとかは朝飯前。調子に乗ると部屋を1つ作ってしまいそうな勢い。

プレゼントに名前を刺繍までしてくれちゃいます。本当に驚きます。

私のボトルエッチングはこんなにギザギザなのに(^-^;;

 

「おー、凄い器用ですね〜!」ってこっちは感謝するのですが、その答えが決まって

「いやいや、器用貧乏でねー。」なんです。

器用貧乏って、不思議な言葉だなーと子どもの時から思っていました。

なぜ器用なのに、何でもできるのに、貧乏になっちゃうんだろう?と不思議でなりませんでした。

それが最近、その理由が少しわかるようになりました。教えてくれたのは、小学生でした。

 

お金は「流す」もの

 

お父さんと一緒に経営シミュレーションゲームを楽しむうちに家庭内起業してしまった「そうた君」という小学5年生が岩手県一関市にいます。

※子ども商店の詳しい様子はこちらの記事を見てくださいね。 → 子ども商店プロジェクト

彼は自分で決めたお小遣い以上の利益が出た時に、お客様である親類にお中元のタオルを買って渡し、感謝の気持ちを伝えるという素晴らしい行動をしていました。

そのタオルは、自分が通っていた幼稚園のバザーで買ったものでした。

何故幼稚園で買ったの?と聞くと、

「自分が通っていた幼稚園にお金が行くし、通っている後輩にもお金が使われるから。」

おー、お金を循環させるっていうことね! 大人でもなかなか考えないと思います。

いや、大人だから考えなくなるのか? いろんなリスクが襲ってくるかも知れなくて不安だから貯め込もうとするのか?

そうすると、どんどんお金を貯め込むことになる。お金が流れなくなる。そして「お金儲けは自分だけ貯め込む悪いこと」というイメージに繋がって来ちゃう。

なるほど、そうた君はお金を「流す」ことを直感的にやっているんだね。

 

何でも自分でやると、お金が流れない

 

そしてさらに聞くと。。。

「順調に売上が上がっているようですけど、もっと増えたら作業が大変になったらどうしますか?」

「弟たちを人材育成します。」

実際にそうた君は、時間的な理由などで自分ができない時は、すぐに弟たちをアルバイトに雇います。そしてちゃんと十分なアルバイト料を払う。

ここでも、お金が流れているんですね。

もしそうた君がとっても器用で、タオルなども自分で作っちゃってしまったらどうでしょう?

お金がその先の幼稚園とか園児にはなかなか流れませんね。

もしそうた君が時間管理、タスク管理も完璧で、人を雇わずとも自分で全部やってしまう人だったらどうでしょう?

お金が弟や、弟がお小遣いで使う先には流れませんね。

自分から手が離れてお金が流れた先には、様々なコミュニケーションや感謝が生まれます。そして「金は天下の回りもの」と言われるように、回り回って自分に返ってきます。

しかし。。。自分でやるとお金が流れない。

結果、回り回って自分に返ってくることもない。

何でも自分で出来てしまう器用な人はからはお金が流れることが少ないので、「器用貧乏」と言われてしまう状態になる。

そんなふうに感じたのです。

 

私が学んで来たTOC(制約条件の理論)って一言で言うと何か?って聞かれると「Flow(流れ)」と答えられることが多いです。

流れを創ることが大事なんですね。

するすると川のように流れていくと循環する。いつも新鮮である。気持ちいい。

流れないと淀む。溜る。腐る。重たい。気持ち悪い。

お金をするすると流していく小学生を見て、ご縁ある人たちと楽しくお金を流していこうと考えたのでした。


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