改善したら、既に別の会社。惰性を捨てる。

tocakita

 

前回の記事はこちら:本当のトータルコストダウンとは

さて、一部商品について仕入を10%高く買い、輸入のロットを小さくすることに成功したインテリア輸入販売会社の社長さん。

普通は成果が出たら喜んでそこで止まってしまいがちですが、ここがTOC理論を創り上げたゴールドラット博士も書籍で何度も警告している最も気をつけるところ。

「惰性に気をつけろ!」

引き続き、そのままの思考を継続すれば次なる取り組みが次々に見えてくるのです。

さすがこの社長さんは、すぐにその他の商品についても「何故そもそも大ロットで輸入しているのか?」を考えられたそうです。

 

「更に考えました!

40フィートで輸入している商品も20フィートで輸入すると商品1台あたりの運賃は上がりますが、納期が短縮されて販売ロスが減る、そして、倉庫での滞留時間も減るので、その方が利益が出る!!

さっそく、今月から実践してみます!!」

 

一つコツを掴むと、波に乗ってきます。

この会社は現在年商5億、現在は倍の10億を目指しているということでした。そこでこれをきっかけにして安心せず一気に10億までのゴールイメージを描くようにおすすめしました。

・在庫が減ることで在庫管理時間も減るから、その時間を次期のために使いませんか? 商品開発ができる?

・メーカーでも在庫が減ることになるので、在庫管理の手間が削減され、結果的に納期を早くする潜在能力が高まる。「納期を早める」交渉を次に行うイメージをしてみる?

・小ロット出荷によって、メーカー側にも本当に売れる商品とそうでない商品が目に見えて分かりやすくなるので、売れる商品をますます生産しやすくなりそうですね!

・キャッシュフローが良くなったら早く代金を払ってメーカーとの信頼関係を築いて良い商品を早く確実に確保する?

 

このようなやり取りの後、社長からは最後にこのようなお話がありました。

「これから、中国のすべてのメーカーに対し、このように要求をしていく予定です。

中国ではリスクが高いのですが、商品代金の前渡しもやってみようと考えてます。

あと、商品発注数を減らす代りに他社より高く買ってあげることにより、そのメーカーに対しても信頼関係が築けると思います。

お金は先にくれるは、高く買ってくれるは・・・中国ではありえないことだと思います。ちょっと面白いかも・・・と考えてます!!」

1〜2年のうちに、大成功事例として発表できそうな予感です(^-^)


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