好循環,

何故、器用は貧乏になるのか?

エッチングする私

私の友人に、何でも出来てしまうとっても器用な人が居ます。

家の棚をつけるとか、蛇口を交換するとかは朝飯前。調子に乗ると部屋を1つ作ってしまいそうな勢い。

プレゼントに名前を刺繍までしてくれちゃいます。本当に驚きます。

私のボトルエッチングはこんなにギザギザなのに(^-^;;

 

「おー、凄い器用ですね〜!」ってこっちは感謝するのですが、その答えが決まって

「いやいや、器用貧乏でねー。」なんです。

器用貧乏って、不思議な言葉だなーと子どもの時から思っていました。

なぜ器用なのに、何でもできるのに、貧乏になっちゃうんだろう?と不思議でなりませんでした。

それが最近、その理由が少しわかるようになりました。教えてくれたのは、小学生でした。

 

お金は「流す」もの

 

お父さんと一緒に経営シミュレーションゲームを楽しむうちに家庭内起業してしまった「そうた君」という小学5年生が岩手県一関市にいます。

※子ども商店の詳しい様子はこちらの記事を見てくださいね。 → 子ども商店プロジェクト

彼は自分で決めたお小遣い以上の利益が出た時に、お客様である親類にお中元のタオルを買って渡し、感謝の気持ちを伝えるという素晴らしい行動をしていました。

そのタオルは、自分が通っていた幼稚園のバザーで買ったものでした。

何故幼稚園で買ったの?と聞くと、

「自分が通っていた幼稚園にお金が行くし、通っている後輩にもお金が使われるから。」

おー、お金を循環させるっていうことね! 大人でもなかなか考えないと思います。

いや、大人だから考えなくなるのか? いろんなリスクが襲ってくるかも知れなくて不安だから貯め込もうとするのか?

そうすると、どんどんお金を貯め込むことになる。お金が流れなくなる。そして「お金儲けは自分だけ貯め込む悪いこと」というイメージに繋がって来ちゃう。

なるほど、そうた君はお金を「流す」ことを直感的にやっているんだね。

 

何でも自分でやると、お金が流れない

 

そしてさらに聞くと。。。

「順調に売上が上がっているようですけど、もっと増えたら作業が大変になったらどうしますか?」

「弟たちを人材育成します。」

実際にそうた君は、時間的な理由などで自分ができない時は、すぐに弟たちをアルバイトに雇います。そしてちゃんと十分なアルバイト料を払う。

ここでも、お金が流れているんですね。

もしそうた君がとっても器用で、タオルなども自分で作っちゃってしまったらどうでしょう?

お金がその先の幼稚園とか園児にはなかなか流れませんね。

もしそうた君が時間管理、タスク管理も完璧で、人を雇わずとも自分で全部やってしまう人だったらどうでしょう?

お金が弟や、弟がお小遣いで使う先には流れませんね。

自分から手が離れてお金が流れた先には、様々なコミュニケーションや感謝が生まれます。そして「金は天下の回りもの」と言われるように、回り回って自分に返ってきます。

しかし。。。自分でやるとお金が流れない。

結果、回り回って自分に返ってくることもない。

何でも自分で出来てしまう器用な人はからはお金が流れることが少ないので、「器用貧乏」と言われてしまう状態になる。

そんなふうに感じたのです。

 

私が学んで来たTOC(制約条件の理論)って一言で言うと何か?って聞かれると「Flow(流れ)」と答えられることが多いです。

流れを創ることが大事なんですね。

するすると川のように流れていくと循環する。いつも新鮮である。気持ちいい。

流れないと淀む。溜る。腐る。重たい。気持ち悪い。

お金をするすると流していく小学生を見て、ご縁ある人たちと楽しくお金を流していこうと考えたのでした。


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