シンプル,

「プロジェクト5分の1(Project One Fifth)」動機ときっかけ

yoake

 

(この時の文章は、後に「シンプル」を目指す原点となります。)

「津波と原発が襲ってきた。警戒区域内に母が取り残された。入ってはいけないと言われたが、最後に突破して行った。車の中で死んでいる母を発見して、俺は叫んだ。もっと早く入っていたら。。。」

2012年1月15日。福島県いわき市の復興飲食街「夜明け市場」で飲み明かしたある飲食店店長の絞り出すような言葉が私を導いた。

 

福島県に呼ばれていると大阪の自宅で感じたのは2011年12月8日。何故か私のこれからの生き方を決めるような場所である気がした。

震災後、釜石・石巻・気仙沼・松島・仙台、そして日光・つくば・宇都宮と東日本をこの目で見てきたが、福島県には被災した近い知り合いがいなかったせいもあり訪問する機会がなかった。

その後、弊社が主催するネットショップ会員制勉強会「OSMC」の会員様であるCANVAS・小野晴世さんが積極的に福島県いわき市の復興商店街のお手伝いするのをソーシャルネットワークで継続的に見ることになる。

活動を追っているうちに、昔ネットショップで共に勉強した旧知の2人の顔を発見。すぐにFacebookで連絡を取り合い、1月15日夜にいわき市訪問が実現し、 夜明け市場で飲み明かすことから始まった。

 

そして、日が変わる頃に聞いた冒頭の言葉。

飲食店だからもちろん電力会社の関係者も来る。しかし笑顔で接客しなければならない。その時の店長の胸中は想像を絶するものがある。

表面は落ち着いてきたかのように見えても、多くの人たちにはまだまだ行き場のない怒りが煮えたぎっている。

翌日、津波被害の大きかった久之浜地区を見て更に北上。楢葉工業団地入口で立入禁止の看板を見る。これから先は入れない。福島原発まで20km地点である。

 

引き返しながら考えた。

「これほどまでに皆が怒り、苦しんでいる根本原因は何だろう。」
「まず、地震が起こった。これは天災でどうしようもない。」
「次に原発があった。」
「なぜ、そもそも原発があったんだろう。」
「それは、私たちが電気をたくさん使うからだ。」

「では何故、電気をたくさん使うのだろう?」

そう考えながら、私は昨年からネットにも広まってきたTOC(制約条件の理論)を採り入れて、劇的に経営改善した多数の事業者さんを思い出していた。

「あの人達は、不良在庫を5分の1以下に劇的に減らして、残業をほとんど無くして、なおかつ利益をアップさせた。」

「大量の無駄なモノを持たずに、倉庫スペースも少なくして残業がなくなったから、余計な光熱費も使わなくなった。」

「在庫を余らせて捨てることも少なくなったし、そのためにまたかかる手間や光熱費もなくなった。」

「こんな事業者を世界に増やしていけば、モノや電気を必要以上に消費するという根本原因の解決に貢献できるのではないだろうか?」

 

これからの時代、モノを持たない方向に向かうと感じている。一方、事業者はモノを持たないと業績が下がるのではと心配する。

しかし最近TOCで成果を出しているネットショップ事例は「在庫商品も」「やりかけ仕事、ToDoも」「残業時間も」5分の1以下にして見事に業績をアップさせている。

モノを減らすこととお客様貢献・儲けることは相反しない。多くの事例がこれを証明してきている。

5分の1以下はネットショップだからこそできる側面もある。スーパーマーケットがいきなり在庫5分の1は難しい。しかしやれるところからやれば、メーカー工場や卸など同様にできる事業体はたくさんあるはず。

震災から1年、ようやく私の前に明確な道筋が見えた。「あなたの事業が良くなることが、次世代を作ること。」自信を持って、こう言える。まず10年取り組もう。

 

■次のような内容に続きます

・ベースとなるTOCの手法と思想について
・ダラダラとやらない、変革のサイクルを上げる
・全体を見る目を持つ人を増やす
・惰性と固定観点を打破する思考習慣
・実店舗などネット以外に展開していくイメージ
・海外にお伝えしていくイメージ
・必要となる人材とその育成イメージ

 

【プロジェクト5分の1とは】

ネットビジネス企業が保有するモノを5分の1以下にした上でなおかつ企業の成長を促進し、少資源で人間が生きられる世界に一歩でも近づくことを目指すプロジェクト。

結果として大幅な時短や省エネルギーも実現される。

在庫のないビジネスも「やりかけ仕事」を5分の1にすることによって同様の成果実現が可能。

5分の1は、「パレートの法則」でよく言われるように改善を手がけた企業の商品必要量が上位20%、5分の1以下で十分変革するのが可能だったという経験による。

1〜2年後の近い将来に、ネットに限らない実店舗や海外にも同様のコンセプトのプロジェクト展開を見据える。

(ネットビジネス以外への展開によっては今後プロジェクト名称変更の可能性もあり)

阪神大震災でネットに出会って起業し東日本大震災でTOCに出会って大きくやり甲斐を感じた 株式会社こきょう 森本繁生が2012年3月から広く展開を目指しているプロジェクトです。

今後、具体的事例や思想、方法をFacebookページ等で紹介し賛同者・協力者を募り世界的な展開と人材育成を行い将来的には学校教育にも広めて行きたいと考えています。

手法として、最初はTOC(制約条件の理論)の実践、研修、啓蒙から踏み出し、更に大きなお知恵をお力をお借りするためにプロジェクトのコンセプトに賛同する方を集めることから取り掛かります。

まだ構想を文字に落としている段階で不明確・矛盾することも多いかと思いますが、「まず成果を出して、賛同者を募る」ことを各所からご意見を伺いながら始め行きます。


[たくらみ屋 主催共催 セミナー・イベント]

9/5 「誰でもアイデアが必要な時に出せる」アイデア理論 1dayセミナー
9/14-15 第2回気仙沼MG 就活学生応援の無料参加枠4名あり
9/21 脱人材不足 自発的な人財を集める採用術セミナー
10/14-15大阪 TOC実務者コース
10/21-22 第2回宇都宮MG 学生応援のペア無料参加枠5名あり
10/25.26 ヤマガタWeb特別事業 MG
11/11-12熊本 TOC実務者コース(免許交付可能セミナー)
11/18-19 いちのせきMG 就活学生応援の無料参加枠5名あり
11/21-22 第4回松本MG 学生応援のペア無料参加枠5名あり
12/16-17東京 TOC実務者コース

たくらみ屋 主催共催イベント一覧はこちら

[森本繁生 プロフィール ご連絡 お仕事のご依頼はこちら]

標準